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(2)非接触型ICカードについて


現在、電子マネーと言っても実に様々な種類、サービスが存在するわけですが、実際の所、私達消費者にとっては、どんな電子マネーが存在するのか、どこでそれが利用できるのか、どの電子マネーが自身にとって最も良い選択かどうかを知ることはとても難しいことかもしれません。電子マネーはまだ生まれたばかりの技術、サービスです。さらに現在、複数のサービス、規格が乱立し、すべての電子マネーサービスの概要を把握するのはとても難しいことと言えます。

また、多くの方が利用している、Edy(エディ)やSuica(スイカ)などの非接触型ICカードは、ご存知の通り、すべてソニーが開発した技術である「FeLiCa(フェリカ)技術」を利用しています。しかし、それぞれの電子マネーに互換性はなく、電子マネー対応店舗であるなら、どこでも利用できるというわけではありません。電子マネーを利用する為には、Edy(エディ)ならEdy(エディ)の、Suica(スイカ)ならSuica(スイカ)の専用端末が置かれた店舗でなければ利用することができないのです。ここに大きな問題があります。

電子マネーの互換性例えば、電子マネーであるiD(アイディ)が利用できると、いくらレジ前で告知されていても、iD(アイディ)自体を知らなければ利用できませんし、事前にサービス登録などをしておかなければ利用できません。また、利用できる店舗であるなら事前にその場所を調べておくことも必要になるでしょう。

こうした状況では、消費者の利便性を損なうばかりか、電子マネー自体の成長を妨げているということが言えます。消費者が望むのは何よりも互換性です。一番に望むのは分かりやすさで、一つの電子マネーで、互換性も関係なくどこの店舗でも決済することが可能なサービスです。今後は各電子マネーの読取端末による相互利用なども含め、利便性の向上や各種ポイントサービスの向上などが望まれるところだと言えます。

ところで、今後、電子マネーの主流になると思われるのが、すでに何度もご紹介した、Edy(エディ)やSuica(スイカ)のような非接触型ICカードです。今後は、この非接触ICカードが日本市場における電子マネーのデファクトスタンダードになると思われており、当サイトでは、主にこれら「非接触型ICカード」の説明、情報を中心にご紹介していきます。

実際に、日本でもその普及の兆しは、すでにあります。大手コンビニは元より、ドラッグストアや、ガソリンスタンドなど消費者の身近な場所で、続々と非接触型ICカードの対応表明をしているのです。また、消費者の生活上、もっとも近い存在と思われるコンビニ各社でも、すべての電子マネーに対応するのは時間の問題かもしれません。

そして何より、日本の大手企業が続々と電子マネー市場に参入しているという事実があります。こうした普及の兆しもあって、今後の日本市場において、今まで主流であった現金決済の何割かは、少額決済である電子マネーに置き換わることが予想されているのです。そうしたことも踏まえた上で、我々消費者にとっても、今後の電子マネー市場、少額決済市場の動向は見逃せないものになると言えるでしょう。

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