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 FeLiCa(フェリカ)はマイナー仕様



FeLiCa(フェリカ)はマイナー仕様


今更言うことでもありませんが、FeLiCa(フェリカ)技術は、現在日本で主流となっている非接触型ICカードで、世界のソニーが開発した技術方式です。しかし、このFeLiCa(フェリカ)方式は、日本ではデファクトスタンダードの非接触型IC技術であっても、世界から見れば、マイナーな規格なのです。現在、世界標準と言われているのは、オランダ、フィリップス社が開発したマイフェア方式が世界標準だと言われています。

また、規格がマイナーであることは、利用場所にも制限がつくことを意味しています。実際、マイフェア方式の非接触型ICカードは、欧米の様々な場所で利用することができ、数多くの店舗でも採用されています。しかし、一方のFeLiCa(フェリカ)は、国際標準規格であるISOが取れず、マイナーな規格になってしまった為、世界(東アジアを除いて)では全く利用されていません。現状、デファクトスタンダードと言えるのは、東アジアの一部と日本においてのみと言っても良いでしょう。

ここで非接触型ICカードについて深く掘り下げてみましょう。非接触型ICカードには通信方式によって、「タイプA」と「タイプB」が存在します。まず、タイプAがオランダのフィリップ社が開発したもので、「マイフェア」と呼ばれています。そしてタイプBがアメリカ、モトローラ社が開発したもので、これもまた世界中で利用されています。

そして最後にご紹介するのがタイプCとも呼ばれている、日本のソニーが開発したFeLiCa(フェリカ)です。前述した、「タイプA」と「タイプB」については、国際的な工業規格であるISO1443を取得していますが、ソニーが開発したFeLiCa(フェリカ)は、ISO14443を取得できていません。以上をまとめると下記のようになります。

 
工業規格
CPU
導入地域
導入例
タイプA
(マイフェア)
ISO14443 未搭載 ヨーロッパ、アジア ICテレホンカード
タイプB ISO14443 搭載 アメリカ 住民基本台帳カード
タイプC
(FeLiCa(フェリカ))
なし 搭載 日本、東アジア Edy(エディ)

もし、FeLiCa(フェリカ)が、今後、マイフェアとの互換性により相互利用ができようになれば、今利用しているFeLiCa(フェリカ)技術の電子マネーが世界中で利用できることも考えられます。電子マネーとしてISOが取れなかったことはソニーにとって、相当の痛手だったと思いますが、相互利用ができるようになればそれも解消されるわけです。

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