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世界の非接触IC技術


世界では、非接触IC決済において、すでに主流となっているサービスがあります。それが、マスターカードが推進する、「PayPass(ペイパス)」です。PayPass(ペイパス)は、タイプA/Bに準拠し、国際標準ISO1443を取得しています。また、PayPass(ペイパス)の種類には2種類あり、磁気ストライプベースである(Mag Stripe)と、ICを利用した国際規格であるEMVベースの(M/Chip)があります。

まず、(Mag Stripe)ではオンライン決済を行い、(M/Chip)では、一定額以下の買い物はオフライン決済を行います。そして、一定額以上の買い物はオンラインとPIN(暗証番号)で決済を行っています。欧米では、PayPass(ペイパス)の勢力範囲は広く、背景には、国際ブランドであるマスターカードが推進していることや、すばやく決済でき、小銭を持ち歩く必要がないなどの利点が挙げられる為だと考えられます。そして、PayPass(ペイパス)はすでに欧米の非接触IC決済サービスでスタンダードとなりつつあるのです。

その始まりは、2002年の実験からでした。非接触IC技術である「PayPass(ペイパス)」は、2002年にマスターカード本社の社員食堂において実験を開始し、、2003年にフロリダ・オーランドにおいてマクドナルドなどの60店舗で9ヶ月の実験を行います。そして、2004年8月、全米のマクドナルドに採用されると、それに続き、アメリカ大手企業である、シティグループやコンビニ大手、セブンイレブンなどに採用されたのです。

すると、瞬く間に利用者が広がっていきます。すでに日本でも、オリコエントコーポレーションなどが、自社のイクスピアリカードで採用しているほどです。さらにPayPass(ペイパス)の場合、十数カ国ですでに商用利用されており、各国際ブランドが展開する非接触ICカードが、通信プロトコルをPayPass(ペイパス)と共通化させていることからも、PayPass(ペイパス)の普及、利用がどれほどのものかが伺えます。

以下に、現在、国際ブランドが展開している非接触IC決済サービスをご紹介します。また、日本では、すでに情勢は決しており、FeLiCa(フェリカ)技術が日本のデファクトスタンダードになりました。今後もこの情勢は変わらないと思われます。そうした背景からか、VISAは、三菱東京UFJ銀行が開発した、Smart plus(スマートプラス)を全面的に採用したVisa Touch(ビザタッチ)を日本市場で用意し戦うようです。

ちなみにアジアでの、非接触IC技術名は「PayWave(ペイウェーブ)」というサービス名で展開しており、もちろんこのサービスにはFeLiCa(フェリカ)技術は利用されていません。

国際ブランド
非接触IC決済サービス
VISA PayWave(ペイウェーブ)
MasterCard PayPass(ペイパス)
American Express ExpressPay(エクスプレスペイ)
JCB J/Speedy(Jスピーディー)

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