FeliCa(フェリカ)のアンチコリジョン仕様とは?

現在日本に流通する主な非接触型ICカードは、ソニーのFeliCa(フェリカ)技術を利用しているとはいえ、それぞれに互換性はありません。また、それぞれのFeliCa(フェリカ)カードは重ねて利用するということを想定していない為、複数枚のFeliCa(フェリカ)カードが重なると決済時にトラブルが発生することがあります。
その為、利用する際には、必ず、電子マネーを一枚づつ取り出してから利用するのがベストと言えます。定期入れなどに、複数枚のFeliCa(フェリカ)カードを入れるのは、トラブルの元だというわけです。こうしたトラブルは、非接触型ICカードである為に起こるものです。もしFeliCa(フェリカ)のように電波を発するものではなく、接触型ICカードであるクレジットカードなどであれば、こうした問題が発生することはないでしょう。
非接触型ICカードは、非接触であるが故、そうした不具合が起きる可能性があることは知っておくべきです。但し、一部のカードでは、事前に複数枚利用した場合の干渉を想定した電子マネーが存在します。それがJR東日本が運営し、交通系電子マネーでもあるSuica(スイカ)です。Suica(スイカ)では、複数枚所持している場合の電波干渉トラブルを防ぐように、アンチコリジョン仕様のFeliCa(フェリカ)カードが使用されています。
その為、Suica(スイカ)の場合、その他の非接触型電子マネーを重ねても問題なく決済されます。かといって、重ねて利用して良いかといえばそうではありません。最近では、電子マネーの相互利用も始まっていることから、誤使用を防ぐ為にも、1枚づつ取り出してから利用するのが原則と言えるでしょう。また、Edy(エディ)などでは、こうしたアンチコリジョン仕様になっていません。その為、複数枚重ねて利用すれば、非接触型ICカード同士の干渉が起きてしまいトラブルになることが予想されます。
そして、こうした電波決済トラブルや犯罪防止用のアイテムとして、特殊なパスケースも販売されています。この特殊なパスケースでは、カード同士の電波トラブルを防ぐと同時に、非接触型ICカードで今後予想されるスキミング対策としても利用することができます。 特殊パスケースの仕様は、カード同士の間に入る素材が、電磁波の干渉を防ぐ仕組みとなっており、それが電波トラブルを防ぐようになっています。もちろん、通常のパスケースである場合は、こうした処理はされていない為、物理的にカード同士が接触してないくても、電波干渉する恐れがあり、トラブルを完全に防ぐことができません。
もし、複数枚の非接触型電子マネーを利用するならば、こうした特殊なパスケースを別途用意すると良いかもしれません。
