Visa Touch(ビザタッチ)概要




Visa Touch(ビザタッチ)は、UFJニコスが開発した電子マネーSmartplus(スマートプラス)システムを全面的に採用した電子マネーです。
[ポストペイ型]

VISA(Visa Touch(ビザタッチ))

2006年9月(Visa Touch(ビザタッチ))





3万円まではオフラインで、3万円を超えるとオンラインで承認処理なお、オフラインで利用できる累積利用可能額(与信枠)は、加盟店が変更可能だ。利用額の合計が5万円を超えると、その次の決済のときにサーバ/カード会社へ問い合わせる。











Visa Touch(ビザタッチ)概要
Visa Touch(ビザタッチ)は、三菱UFJニコスの「Smart plus(スマートプラス)」の技術仕様を全面的にVISAが採用した非接触型ICサービスです。技術仕様はSmart plus(スマートプラス)の技術を全面的に採用していることから、Visa Touch(ビザタッチ)とSmart plus(スマートプラス)は、チャージ場所、利用エリアも同等のものと考えて良いでしょう。
その為、当サイトでは、Smart plus(スマートプラス)=Visa Touch(ビザタッチ)としています。
Visa Touch(ビザタッチ)とSmartplus(スマートプラス)の発行方法
現状、Visa Touch(ビザタッチ)の発行は、カードに載る国際ブランドが「VISA」であるならば「Visa Touch(ビザタッチ)」を発行し、国際ブランドが「マスターカード」であるなら「Smart plus(スマートプラス)」が搭載されるようになっています。
やはり、マスターカード側としては、VISAと競合する関係上、Visa Touch(ビザタッチ)をマスターカード上には載せられないということでしょうか。これら、二つの電子マネーでは、機能やサービス等に違いはありませんので、消費者としては、利用する際に特に問題はないと言えるでしょう。
Visa Touch(ビザタッチ)はクレジットカードのクローン
また、Visa Touch(ビザタッチ)の利用は、サインも暗証番号入力も必要ないオフライン決済が基本になります。その為、Smart plus(スマートプラス)を開発した三菱UFJニコスのターゲットは、「レジ前に行列のできる少額決済のお店」としており、決済スピードを求められる小売店などで利用されることを想定し開発されています。
さらに、Visa Touch(ビザタッチ)では、その他の電子マネーとの違いにおいて、クレジットカードとほぼ同様の機能、サービスを持ち合わせているといることが、大きな利点として挙げられます。
例えば、Suica(スイカ)の場合、オートチャージでクレジットカードを選択して利用したとしても、親であるクレジットカードのサービスまでは、Suica(スイカ)で利用することができません。しかし、Visa Touch(ビザタッチ)では、親であるクレジットカードと同様に、子であるVisa Touch(ビザタッチ)が利用しても、親カードと同一のサービスを受けることができるのです。
Visa Touch(ビザタッチ)の利用メリット
さらに、Visa Touch(ビザタッチ)では、POS端末(どの商品が、いつどれくらい販売されたかを集計する端末)との連動性に優れていることが特筆できます。通常、POS端末機を、電子マネー対応機能を盛り込んで総入れ替えするのには巨額の費用が必要になりますが、Visa Touch(ビザタッチ)の場合、クレジットカードと同じ規格で情報をFeLiCa(フェリカ)チップに書き込んでいる為、既存店舗のPOS端末に、専用端末を接続することが比較的簡単に行うことができるのです。
実は、iD(アイディ)やQUICPay(クイックペイ)などの、その他の電子マネーではFeLiCa(フェリカ)チップに書き込まれる情報がそれぞれ異なる為、POSシステムのカスタマイズが必要になります。
また、Visa Touch(ビザタッチ)のその他のメリットとして、既存のPOS端末とVisa Touch(ビザタッチ)専用端末による連動により、店員がレジ金額を二度打ちする手間を省き、レジ作業の効率化、制度アップを図ることができます。そして、結果的にコスト削減というメリットをもたらすのです。
さらに、肝心なことに、Visa Touch(ビザタッチ)では、セキュリティにも大きな特徴があります。Visa Touch(ビザタッチ)ではパスコードロックに対応しているのです。
これが何を意味するのかと言うと、例えば、おサイフケータイで買い物をする場合、事前にアプリ起動し、パスコードを入力してからでないと利用できないという設定も可能になります。そうしたセキュリティを装備することで、もし紛失、盗難に遭った場合でも、不正利用を防ぐことが可能になるのです。
Visa Touch(ビザタッチ)は技術仕様を無償公開
このように大きなメリットを事業者側、消費者側にも提供するVisa Touch(ビザタッチ)ですが、さらに開発した三菱UFJニコス側では、このSmart plus(スマートプラス)を技術仕様と位置づけて、無償で公開しているということも見逃せないでしょう。
つまり、Smart plus(スマートプラス)の技術を利用したいと考えるカード会社など、利用手数料を支払わずに使うことができるのです。こうした点が、VISAがSmart plus(スマートプラス)を技術採用した大きなポイントと言えるかもしれません。
Visa Touch(ビザタッチ)の現状
ところで、Visa Touch(ビザタッチ)は、いかに国際ブランドである「VISA」が採用したとはいえ、現状では、日本でしか利用することができません。海外でVISAは、別の非接触型ICサービス規格である「PayWave」(ペイウェーブ)を採用しており、FeLiCa(フェリカ)とは全く互換性がありません。その為、Visa Touch(ビザタッチ)は日本においてのみ採用されるマイナーな規格と言えるのです。
この理由として、欧米などで主流でない日本独自のFeLiCa(フェリカ)技術をVisa Touch(ビザタッチ)が採用していることが言えます。
VISA側も、本来ならば、日本においても「PayWave」(ペイウェーブ)を流通させたいのかもしれませんが、日本ではすでに広く普及していたFeLiCa(フェリカ)のインフラを利用するのが妥当と考えたのでしょう。
